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飲んだくれながらフェイダーを上げたり下げたり。幕が閉まると観客が地明かりを求めます

05.02.06:10

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12.24.11:39

小説考察ノート①
  • [CATEGORY:芸術 COMMENT:0 TRACKBACK]

小説考察ノート。

この題名のときは、読み終えた小説についていろいろ考えてみようと思います。

で、第一回目。というか今日は二冊読み終えているので二つ更新します。

第一回目の作品

「カシオペアの丘で」/重松 清

ではでは

①カシオペアの丘で

~あらすじ~
 北海道の北都は昔炭鉱の町だった。そんな町に生まれた四人の子供たちはある日母親に内緒で炭鉱のあとにできた小高い丘に来ていた。星を見るためだ。
そして、四人はその丘をカシオペアの丘となずける。
それから、何十年と月日がたち、当時小学四年生だった子供たちは四十を迎える年になる。
毎年のように月日を過ごすと思われたが、四人のうちの一人シュンのがん発見から四人の子供たちや周りの人が過去に打ち向かっていく話。

~感想~
重松清さんの作品はいつも小学生くらいの子供と三十過ぎの大人太たちの話だ。というかそのイメージが強い。長編でいえば、「その日の前に」にとても似てる。作風も内容も。
題名は「その日の前に」の方が好きだけど。
その作風はとても心情に響くように書かれている。~じゃないか そう…だから~ という心情の写しがとても読者にも伝わるのだ。それが、全作通して作者の魅力に感じる。
何かが残る作品。なのではないだろうか。私の作品に一番欠けている内容のうちの一つだ。
重松さんの作品のテーマは「」それを生かした作風だと思う。そして、その心情や状況を分かりやすく書いているところもうらやましい。個人的には、あまり台詞がないのがうれしい。それもまた読みやすいから。
でも、もう二度と読みたくない。(いい意味で)

~得たこと~
書き方が心に訴えてくるようだ。と気づいた。次も読もう。
ナチュラルに文章が入ってくるのがうらやましい。

その他
カシオペアの丘で 何だったんだろうが詰まった作品だった。

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