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飲んだくれながらフェイダーを上げたり下げたり。幕が閉まると観客が地明かりを求めます

04.25.12:45

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10.04.08:20

小説考察ノート⑫
  • [CATEGORY:芸術 COMMENT:0 TRACKBACK]

本日は、小説考察ノートを更新します。

事情がころころ変わってごめんなさいね。
空いている時間を使って全てのことが出来るような器用な人間になりたいです。
もちろん、ゆとりも欲しいです。
人間だけゆとりでも困る。←

本日は、坂口安吾の「堕落論」から青春論と日本文化私観の感想を書いていってみようと思います。
ただ、間違いなく言葉足らずになります。
私にはまだ少し難しかった部分があり、(去年も同じことを言った気がする)誰か、もし良ければ
解説して頂けると嬉しいですが・・・。(あまったれんなー)

では下にて


おまけ

散文とは
韻律や定型にとらわれない通常の文章のこと

先に行ったとおり、まともに文章にして感想を出すことは、今の私の読書量だと
全然足りません。何十回も読まないとしっくり来る感想は書けないと思います。
というわけで、自分が印象に残った文章を日頃鉛筆でなぞっていますので、それに沿って
いろいろ書いていこうと思います。

日本文化私観について
私は、日本文化についてそれほど意見を持ったことはない。ただ、美しいっていろいろあるんだ
って思うくらいにしかまだ分からない。
ただ、この一文だけは色んな人に(特に書き手さんに)みて欲しい一文である。

「美しく見せるための1行があってはならなぬ。美は、特に美を意識してなされたところからは生まれてこない。どうしても書かねばならぬこと、書く必要のあること、ただ、そのやむべからざる必要にのみ応じて、書きつくされなければならぬ」中略「この「やむべからざる実質」が求めたところの独自の形態が、美を生むのだ」

この噺を読んだ後で小説を見てすこし反省したことは言うまでもない。


青春論について
青春って何だろうと、生きている間に何回か考える機会がある。私は脚本を書く際に一度あったが、出来たらそのときに読みたかったような気もする。

「全く小説は山師の仕事だと考えている。金が出るか、ニッケルがでるか、ただの山だか、掘り当ててみるまでは見当がつかなくて、とにかく自分の力量以上を欠けていることは確かなのだから。」中略「(小説家は)山師でなければ、賭博師だ」

「要するに、生きることが全部だと言うほかに仕方がない」
この文で結ぶという・・・センス?はすごく素敵と思った。(ボキャブラリーのなさ!)

私は、散文の文章を読んだ機会がなかったので、今どっぷり足が本の中に溶けている感じだ
次は、待ちに待った堕落論である。
読み終わったらまた感想を書こう。(此が感想と言えるのであれば)


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