11.23.08:01
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08.21.09:37
白球を追いかける猫の話
小説更新しました。「白球を追いかける猫の話」
野球とは人間だけのものではありません。
僕たちだって数が集まれば
なんだってできるんです。
小説名「白球を追いかける猫の話」
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むかしとーんとむかしのお話です。その町には大きなお屋敷を構えている主人が、沢山の猫と共に生活していました。その数は16匹いるのですが、そんな沢山の猫と主人のお話をよい子のみんなにしてあげよう。さて、さっそくはじめよう。
むかしむかしあるところに、その町で一番大きなお屋敷を構えている主人が、沢山の猫と共に生活していました。その猫たちの数は16匹。賑やかなお屋敷でした。猫たちは猫には珍しくボールで遊ぶのが好きでした。そのことに気がついた主人は可愛い我が猫たちのために室内用の白球を与えました。すると猫たちはその白球を転がして遊び始めました。主人は喜んでその愛らしい姿を眺めていますと、猫たちは興奮して部屋中でボール遊びを始めました。始めは元気があって良いと思っていた主人も、窓ガラスを割られた日にはもう笑っていませんでした。そこで、室内用の白球でしたがいつでも買い直せると思った主人は白球を外に放り投げました。すると、猫たちはすぐに外へ飛び出しボールを追いかけ始めました。主人はそんな猫たちを見て、庭に水をまいて猫たちの遊び場を作ってあげました。猫たちはそこが気に入ったのか、毎日のように外で白球を転がして遊んでいました。そんな毎日を過ごしていたからか、あるときを境に猫たちはボールを転がさなくなりました。ただただ、ボールを転がしていただけなのです。猫たちも成長しているのです。ついにボールをころがしていることに飽きてしまったようでした。それから猫たちはボールを転がさない代わりにボールにのって遊ぶようになりました。それも愛らしい姿だと見守っていた主人が見ている前である日突然猫たちは二本足で立つようになりました。前の手が空いた猫たちは両手でボールを抱えて遊ぶようになりました。持つだけでは面白くないと今度は白球を投げ始めました。あっという間に遠くに投げられるようになった猫たちを眺めていた主人は猫たちを眺めていると、猫たちが手を痛そうにしていました。ボールを投げられても受け止められないようでした。それを見た主人は、ネコの手にあった革の手袋を一組ずつ猫たちに与えました。それから、猫たちの大きさにあった白球の研究をし、その白球を猫たちに与えました。猫たちはボールの投げ合いをするようになりました。そんな日が毎日続いたある日のこと、それにも飽きてしまった猫たちはどんどん運動をしなくなり太っていきました。それを見かねた主人は、猫たちに白球と革の手袋それから、木の棒を手渡して遊ぶように言いました。猫たちは、飛んでくるボールを見て、木の棒ではじき返し始めました。それからというもの猫たちは、この遊びにルールを作り、名前をつけました。外でする玉遊びということで「のきゅう」のちの「野球」の誕生です。この遊びは世界中で沢山の人々を魅了するスポーツとなりました。
END
野球とは人間だけのものではありません。
僕たちだって数が集まれば
なんだってできるんです。
小説名「白球を追いかける猫の話」
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白球を追いかける猫の話
作 あるとにあ
むかしとーんとむかしのお話です。その町には大きなお屋敷を構えている主人が、沢山の猫と共に生活していました。その数は16匹いるのですが、そんな沢山の猫と主人のお話をよい子のみんなにしてあげよう。さて、さっそくはじめよう。
むかしむかしあるところに、その町で一番大きなお屋敷を構えている主人が、沢山の猫と共に生活していました。その猫たちの数は16匹。賑やかなお屋敷でした。猫たちは猫には珍しくボールで遊ぶのが好きでした。そのことに気がついた主人は可愛い我が猫たちのために室内用の白球を与えました。すると猫たちはその白球を転がして遊び始めました。主人は喜んでその愛らしい姿を眺めていますと、猫たちは興奮して部屋中でボール遊びを始めました。始めは元気があって良いと思っていた主人も、窓ガラスを割られた日にはもう笑っていませんでした。そこで、室内用の白球でしたがいつでも買い直せると思った主人は白球を外に放り投げました。すると、猫たちはすぐに外へ飛び出しボールを追いかけ始めました。主人はそんな猫たちを見て、庭に水をまいて猫たちの遊び場を作ってあげました。猫たちはそこが気に入ったのか、毎日のように外で白球を転がして遊んでいました。そんな毎日を過ごしていたからか、あるときを境に猫たちはボールを転がさなくなりました。ただただ、ボールを転がしていただけなのです。猫たちも成長しているのです。ついにボールをころがしていることに飽きてしまったようでした。それから猫たちはボールを転がさない代わりにボールにのって遊ぶようになりました。それも愛らしい姿だと見守っていた主人が見ている前である日突然猫たちは二本足で立つようになりました。前の手が空いた猫たちは両手でボールを抱えて遊ぶようになりました。持つだけでは面白くないと今度は白球を投げ始めました。あっという間に遠くに投げられるようになった猫たちを眺めていた主人は猫たちを眺めていると、猫たちが手を痛そうにしていました。ボールを投げられても受け止められないようでした。それを見た主人は、ネコの手にあった革の手袋を一組ずつ猫たちに与えました。それから、猫たちの大きさにあった白球の研究をし、その白球を猫たちに与えました。猫たちはボールの投げ合いをするようになりました。そんな日が毎日続いたある日のこと、それにも飽きてしまった猫たちはどんどん運動をしなくなり太っていきました。それを見かねた主人は、猫たちに白球と革の手袋それから、木の棒を手渡して遊ぶように言いました。猫たちは、飛んでくるボールを見て、木の棒ではじき返し始めました。それからというもの猫たちは、この遊びにルールを作り、名前をつけました。外でする玉遊びということで「のきゅう」のちの「野球」の誕生です。この遊びは世界中で沢山の人々を魅了するスポーツとなりました。
END
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