11.24.20:44
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12.29.09:19
小説考察ノート⑤
小説考察ノート更新します。
本日の本は…
私も見つけるまで名前を知らなかったのですが…(処女作のようで)
埋葬惑星/山料千晶
です。
では。(ちなみに。明日からは宮沢賢治全集三部作です。)
⑤ 埋葬惑星/山料千晶
~あらすじ~
埋葬惑星…通称ドールランド。そこには15歳以下の子供たちを埋葬するための惑星。その惑星に住むのはアンドロイドだけ。生きた人間はいない。そんな星に住むショーイもまたマルコという少年の慰霊用アンドロイド。しかし、マルコが大切にしていた本からあるメモを見つけた時、ショージはある禁忌を犯す計画を考え始める。その時同じころ。この惑星に墓荒らしが侵入してくる…
~テーマ~
死ぬこと・生きること・残されることがテーマ。特に残す・残される。に関してはかなり密に書かれている。ジャック・オ・ランタン。死体・伝統・ロボット・記録・両親・この埋葬惑星の存在。また、死ぬことはこの世界では壊されることを示している。死体は残されのボットは捨てられるのだ。そして、そのデータを残されたものが使う。或る意味人間的循環だ。
~好きな点~
世界観が素晴らしいと思う。発想がきれいだ。いかにもライトノベルって感じだ。宇宙という世界にあるたった一つの星にスポットをあてる。そうゆうことをしたことなかった
~得たこと~
もっと大きな視野を持つこと。宇宙とか・世界とか・文化とか。視野が狭いことを改めて感じた。
~感想~
何の知識もないままにライトノベルに手を出すのは勇気がいる。(私だけか)
でも、あらすじとテーマも踏まえることができた。
これだけでも結構進歩した。(レベルが低い)
あとは、これを表すすべが分かったらいいのだが…。それはまた今度。
とにもかくにもきれいな作品だった。
~その他~
ジョージかわいい
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