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飲んだくれながらフェイダーを上げたり下げたり。幕が閉まると観客が地明かりを求めます

11.22.10:47

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11.01.12:25

小説更新「梅酒サワーの力を借りて」
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小説更新します「梅酒サワーの力を借りて」

くらくら
ぐわんぐわん
ふわふわ
べろんべろん
にゃーにゃー
わーわー

これが私の酔い方だけど
それでも言える言葉があります
それは・・・

ではでは下より小説始まり始まり


 梅酒サワーの力を借りて
 
作 あるとにあ
これは、わたしがとある理由でろくに意識の無かったときの話だ。
 
私はとある理由で路上の真ん中で大きな背中に担がれていたらしい。
どうしてって、これはとある理由で頭がくらくらして、ろくに意識がなかったときの話。
 
時間にして朝であったらしいが、まだ空は暗かったそうだ。
どうにもこうにもこれは、私がとある理由で少々の吐き気を押さえながらも、ろくに意識と記憶がなかった話。
 
私は沢山の人々の手を借りて、ようやくあるバス停のベンチまで運ばれたらしい。
なんといっても、とある理由で千鳥足の上にろくに意識がなかったときの話。
 
おろしてもらったバス停のベンチで仰向けになって眠っていたらしいが、確かに何人かの声を聞いた気もする。
もう、とある理由でろくに意識がなかったことが良く分かるだろう
 
そのおろされたベンチの上で私は
「さむい さむい」と
うわごとをしきりに言っていたそうだ。
もちろんこれは、とある理由で身体中の熱を奪われて意識がなかった時の話。
 
その時に、ある青年が私のために上着をそっとかけてくれたんだ。
そのおかげで、全身やその中の臓器まで、とても温かくなったことを覚えているよ。
これで私の話は終わりだ。
 
さて、私がこの話の中で一つ隠し事をしているとするならばそれは、ろくに意識がなかった。というのは、意識も記憶も全然無かったというわけでなくぼんやりとなら覚えているということだろう。
だから、私はこの場を借りて君に言おう。
ありがとう。
END

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