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飲んだくれながらフェイダーを上げたり下げたり。幕が閉まると観客が地明かりを求めます

11.25.00:28

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01.15.20:00

小説考察ノート⑧
  • [CATEGORY:芸術 COMMENT:0 TRACKBACK]


小説考察ノート更新します

本日は、イギリス怖くて不思議なお話/桐生 操

最近小説というより解説書みたいな本が多い。
てか、本来私が読む本はこんな本が多い。し落ち着く。

今回もそうです。では


※ 小説は完成しました。
なかなか、時間がかかりました。そして、完成したのは小説の本編だけでまだ未完成っていう・・。


⑧ イギリス怖くて不思議な物語/ 桐生 操

~内容~
イギリスで実際にあった話を解説してある。有名どころでは、切り裂きジャック・吸血鬼・エリザベス女王など。
章は5つ。
①英王国を華麗に彩る愛情物語
②入りの都に封印された謎物語
③有名人たちをめぐる不思議な物語
④異世界の存在を告げる怪奇物語
⑤イギリスを恐怖におとした猟奇物語

~紹介文~
巨石文明の遺跡が残るイングランド、森と古城ウェールズ、北海の荒波打ち寄せるスコットランド…
深い霧と吐く屋の風土が生み出した英国のミステリーは数知れない。
本書は、シェイクスピアの謎から、切り裂き魔、写真に写った妖精、ダイアナ妃騒動まで、英国の不思議で怖い話を一挙紹介。熱い紅茶とともに味わいたい、知的英国ミステリー

~印象に残った話~
一つ目に、イギリスといえば私的にはやっぱり切り裂きジャック。サトクリフの猟奇的な話だ。以前にも小説を書いた時扱ったことがあるので、楽しく読めた。三通の手紙と犯行声明のテープは印象的だ。捕まるまでに13人の人を殺し、最後には誰を殺しても何とも思わなくなった。サトクリフの死刑までの話。
二つ目に、妖精が、写真に写りこむ話。子どもがいかに純粋で美しいものか妖精はその存在をもって示しているように見える。さすが英国ミステリー。謎がわからないのもイギリスらしい。
三つ目に、女王の話は、女として共感できることも多かった。恋を知った女がいかに力があり心が強くなり、怖いかよーくわかった。(読みながら女って怖いなって・・・あれ。私も…)
4つ目は、演劇人として興味が持てたシェイクスピアが誰なのかって話は確かに、誰か知りたいところもあるけれどとにかく彼はすばらしい作品をたくさん残したという真実で満足していた。(ただ、少ない情報だけでそれだけ人を特定できるのもすごい。)

~感想~
霧の中にある国イギリス。内容はすべて真実なのに現実を感じさせない。現実は物語よりも奇抜で面白い。どう転ぶかなんてわかったもんじゃない。作中にある話の中にそれを象徴する話がある。
男は殺人鬼だった。お金目当てにたくさんの人を殺していた。その男はある事件をきっかけに捕まった。そして、あっさり自分が人を殺した事を自白した。しかし、男は得意げな顔をしていった。死体は硫酸でとかした。死体がなければ逮捕できない…と。しかし、硫酸でとかせなかった証拠が土の中からたくさん出てきて、男は死刑に処せられた…。滑稽である。しかし、人間らしい話であった。そんな話がたくさんおさまっていておもしろかった。イギリスを小説の参考にするならお勧めだ。

~その他~
本書の作者は、グリム童話の本も何冊か書かれていて、お勧めの人だ。

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