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飲んだくれながらフェイダーを上げたり下げたり。幕が閉まると観客が地明かりを求めます

11.24.05:28

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09.29.12:22

小説更新「CALL YOU CRAZY」
  • [CATEGORY:芸術 COMMENT:0 TRACKBACK]

小説更新しました「 CALL YOU CRAZY」

人間は息を吸う。大きく大きくすう

しかし人間は

その息をいつかはき出さなければならない

風船だって空気を捨てないと原形をとどめられないのと同じ

今日はそんなお話。



ブログ村にてhttp://arutonia.blog.shinobi.jp/Entry/227/
が、記事ランキング17位になりました。
ありがとうございます!!



本日こちらもお願いします!!
http://arutonia.blog.shinobi.jp/Entry/229/

時間が過ぎた方でも過去ログ見れますので!


 CALL YOU CRAZY
 
作 あるとにあ
 
むかしむかしのことです。
 
それはそれは、大きな車を持つこれこれまたまた大きな大きな青年がいました。大きな大きな青年はとても逞しくとても勇ましくとても頼りになり、とても働き者で、とても人々から信頼された善き青年でした。その大きな背は、みなの指標となり、また何でも見渡せそうなほどでした。私はいつも青年目をを見上げながら話していたほどです。その青年が所有するその大きな車は私たちがおおよそ積みたいと思った大きな荷物を運んでくれました。そればかりか、その大きな大きな車は、青年だけでなくたくさんの人々の思い出さえも運んでくれました。そんな器の大きい車と青年でした。私も青年の働きぶりとその知識の量、また、仕事の速さには感激すら覚えていました。青年がいなくては仕事が回らないことが一体どのくらいあったことでしょう。青年がいなくては動けない人間がいったい何人いたことでしょう。すくなくともここに一人いるのですが、それはまた別のお話。とにかく、そのくらいにそのくらいに青年の存在は私たちにとって、とてもとてもそれこそ身長よりも車の大きさよりも大きかったのです。また、青年の意思も、とてもとても高みを目指し仕事を確実にしてゆきました。
大きな大きな青年の大きな大きな車は、軽油で走るにもかかわらず凄いスピードで街を駆け抜けていきました。大きな大きな車にも関わらず狭い路地を自由自在に走ります。青年の車に乗っているとシートベルトを着けているにもかかわらず遠心力で吹き飛ばされそうになったこと幾ばくか。そのくらい勢いのある大きな大きな青年と大きな大きな車でした。その助手席に座ると、今日はどんなことが起こるだろうと考えてわくわくしてしまいます。大きな大きな車は私の身長には不釣り合いで飛び乗るという表現がぴったりの乗り方をしないと乗ることもできません。でも、その乗り方がまたわくわく感を呼び覚ましているのでしょう。そんな大きな大きな青年は今日も大きな大きな車とともに私たちの知っている街を駆け抜けているのです。疲れたらその大きい車で寝るのもいいけれど、ちゃんとお家に帰ってご飯を食べて、お薬飲んで、あったかい布団で寝るのも忘れないでね。
 
これはそうゆうお話です。
 
END

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