11.23.13:03
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04.07.08:31
小説の更新
今日は小説を更新します。
久しぶりかな?
一応まだ未公開が何作かあるんですけど…。
まぁ、いいや。
で、今回は、私の身に実際に起こったことをもとに小説にしてみました。
こんなことが、地味に何日かに一回ある。
腹が持たない。
みなさんは…あります?
ではどうぞ★
「睡眠ボクシング」
作 あるとにあ
とにかく眠たかったので、この物語の主人公はホットカーペットの上で寝ていました。
なぜならば、今が春で、春眠暁をなんとやらと言うからです。
理由はともかく、この物語の主人公は自分の睡眠欲をそうやって満たそうとしていました。
この物語の主人公は、カーペットの上に寝転がって膝かけを自分にそっと掛けます。
クッションを枕にし、黒々とした両目をゆっくり閉じました。まどろみがやってきます。
そのまどろみが最高潮に達すると睡眠がやってきます。
待ちに待った睡眠の時でした。
呼び鈴の音がしました。
しかし、まどろみがそう聞かせたのだと思い、この物語の主人公は気にとめませんでした。
さらに、もう一度呼び鈴が聞こえました。やっぱりこの物語の主人公は気にとめません。
そのまま、まどろみの中に消えようとしていた時でした。
まどろみの中で、この物語の主人公のご先祖様が仁王立ちしています。
この物語の主人公がご先祖様に挨拶をしようと近づくと、
この物語の主人公のご先祖様は、この物語の主人公にボディーブローを一発かましました。
ご先祖様のボディープローが綺麗に入って、現実で、痙攣したように体がはねました。
この物語の主人公はその一撃で体がはね、骨盤を強くカーペットにぶつけました。
そして、この物語の主人公はその一撃で目が覚めました。
この物語の主人公は何が起こったか一瞬分からないでいましたが、
この物語の主人公は嫌な予感がして、玄関を急ぎました。
この物語の主人公の嫌な予感は的中しました。
この物語の主人公の家のポストを覗くと、宅急便の不在通知が入っていました。
この物語の主人公つまり私は、まだ、涙をためた目をこすりながら、ダイヤルとゆっくりプッシュするのでした。
END
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